台風15号被害の爪痕は予想以上‼千葉県浜金谷町の様子
9月8日(日)に日本列島を直撃した台風15号の被害を受けた千葉県房総半島に位置する浜金谷町に行ってみました。なぜなら浜金谷町には鋸山という山頂が断崖絶壁で突き出した展望台に登って絶景を眺めてみたかったからです。
『ちば見聞録』#049「千葉の名山 鋸山」(2015.9.12放送)【チバテレ公式】
浜金谷町は千葉市から内房線で約1時間で到着する位置にあります。↓
周辺には海辺の湯(銭湯)や金谷美術館があります。
浜金谷駅周辺
当日は浜金谷町に午後到着しましたが、鋸山のロープウェイは運行中止、登山も土砂崩れのため登れませんでした。情報収集を怠った罰です。町の様子は一週間たった今も電気や水道・ガスが滞っている状態でした。町民がお互いに助け合っている姿を見ました。今回の記事では、鋸山に登ってみた感想を書く予定でいましたが、現地で見た浜金谷町の被害の様子を書こうと思います。
始めに驚いたのが建物の屋根が飛ばされて住めなくなった住居がいくつかあったことです。
他にもビニールハウスのガラスが飛び跳ねて道路に散乱している姿も見ました。現地の様子を目の当たりにして自然災害の恐怖を覚えました。被害を受けたのは築年数が古く木造の民家が多かったです。必死に復興作業に取り掛かっている作業員の姿も見受けられました。台風の爪痕が伺えます。
なんでこんなところに屋根のトタンが!!
町の様子が空虚で荒んだ状態でした。人通りもいませんでした。信号機も止まっていました。
台風で片方の手摺が飛ばされた鉄橋です。工事現場で使用する柵が仮に使用されていました。
一週間たっていまだに電気も水道・ガスも復旧していない状況をみると町民の方々は、すごく過酷な生活状況であることが伺えました。私たちが普段、何気なく使用している電気やガス・水道も”あたりまえ”という意識ではなく大切に使用するべきだと今回の被害の状況を目の当たりにして感じました。
また今回、登れなかった鋸山にはまた復興してから訪れるつもりです。
そのころには町の状況が元の姿に戻っていることを祈っています。
今回の台風を機に改めて防災の知識を身につけようと思いました。
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